連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第141回
川崎市立多摩病院
永冨 誠
1
,
高橋 創
1
,
亀谷 学
2
1株式会社久米設計 第 7 建築設計部
2川崎市立多摩病院病
pp.854-859
発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100400
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
川崎市立多摩病院は,かねてより病床数が不足していた神奈川県の川崎市北部保健医療圏における医療供給体制の充実整備を図るため,3 番目の市立病院として計画された新設病院である.急性期医療・救急医療・小児救急医療・災害時医療を中心に,病床数 376 床 18 診療科目を有す,地域の中核的医療施設として高度な医療機能の充実化を図り,2006 年 2 月にオープンした.
■建物計画
●民間活力の導入
基本設計当初から,管理運営委託先として選定された聖マリアンナ医科大学とともに,川崎市,久米設計の三者で新たな医療施設づくりについて細部にわたる検討を重ねてきた.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.