資料解説 第97回看護師国家試験
専門基礎分野における出題傾向と今後の課題―主に解剖生理を中心とした問題の分析と今後の課題
畑尾 正彦
1
1日本赤十字看護大学
pp.512-519
発行日 2008年6月25日
Published Date 2008/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100938
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
第97回看護師国家試験(以下,国試)について,主として専門基礎分野の解剖生理(人体の構造と機能)の問題の分析と今後の課題について述べさせていただく。第97回国試における専門基礎分野の出題枠は,午後の1~14問題と考えられるが,必修問題と思われる午前の1~30問題にも人体の構造と機能に相当する問題が含まれ,また午前の31~44問題に疾病の成り立ちと回復の促進に相当する問題が含まれるので,それらを概観する。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.