特集 看護の歴史はおもしろい 語り継がれる人と時代
第3部 慈恵の看護教育と実践
慈恵の看護を拓いたナースたち
芳賀 佐和子
1
1東京慈恵会医科大学医学部看護学科
pp.1024-1033
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100532
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慈恵の看護教育は,1884(明治17)年10月東京慈恵会医科大学の学祖高木兼寛(写真1)が米国人宣教師ミス・リード女史(写真2)を招き,有志共立東京病院の構内に看護婦養成のための教育所を創設したことに始まる。翌1885(明治18)年秋,わが国における最初の看護教育が始まり,現在も継続している。ここに,120年の看護教育の歴史をたどり,先輩看護婦が拓いてきた看護を,未来へつないでいきたい。
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