特集 看護の歴史はおもしろい 語り継がれる人と時代
第1部 私の歴史研究
男性看護者の戦後史研究―証言で綴る「ジェンダーの看護史」の試み
山崎 裕二
1
1日本赤十字看護大学・教育学
pp.969-975
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100524
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教育思想や教育史を専門とし大正自由教育を研究していた私が看護史研究の道に進んだのは,日本赤十字武蔵野短期大学の専任教員になったのがきっかけでした。看護教育と深く関わる過程で,「助産士」(男性助産師)や「予科期間・戴帽式」の問題に取り組み,日赤に明治の頃から男性看護人がいたことを知り,看護史をジェンダーの視点で探求してきました。そして今は,「男性看護者の戦後史」について研究をしています。
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