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連載 JNE DIGEST・7
シミュレーション:単なるマネキン(人体模型モデル)だろうか?!
Simulation : Not Just a Manikin
澤田 只夫
1
Michael A. Seropian
2,3
,
Kimberly Brown
4,5,6,7
,
Jesika Samuelson Gavilanes
8
,
Bonnie Driggers
5,9,10
1群馬パース学園短期大学看護学科
2MD
3FRCPC
4MSN
5RN
6FNP
7CEN
8BA
9MS
10MPA
pp.848-850
発行日 2004年11月1日
Published Date 2004/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100493
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シミュレーション教育は,現在,米国および世界中に普及しつつあり,シミュレーション技術も改良され,安く供給されるようになってきています。昨今,入学者増加の看護教育現場においても,質の高い教育を実践するためのひとつの重要なツールとしてシミュレーションを教育訓練や研究に進んで取り入れてきています。その技術やこのツールの教育効果への可能性については,まだあまり明白にされていないため,各大学研究機関では,よりよいシミュレーションプログラムの開発に取り組んでいます。しかしながら,これらのツールや装置のことが理解できて初めて,有意義なプランを開発できるのにもかかわらず,シミュレーション装置の購入のほうが,堅実なプログラム「ビジョン」やプランの開発にしばしば先行してしまっているのです。
この論文は,異なったタイプのシミュレーション装置を紹介し,その教育的効果の長所,短所を明らかにすると同時に,これらの技術の役割や限界の意味を理解しようと試みるものです。
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