特集 看護学生の論文 大賞・入選論文の発表
看護学生の論文22篇
実習で学んだこと
尾野 愛弓
1
1済美女子高等学校衛生看護科
pp.599-600
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100438
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約1年前,私は高校の衛生看護科に進学した。そして看護の勉強が始まった。どっさりある看護の教科書を見ながら,本当にこれだけ全部を3年間で勉強できるか不安だった。内容もとても難しく,授業についていくだけでも大変だった。
それから約2か月が経ったころ,先生から基礎実習に行くことを聞いた。私は,実習に行けることが楽しみで早く行きたいという気持ちでいっぱいだった。2か月間びっちり看護を勉強し,その科目数の多さと難しい専門的な内容から,いろいろなことを学んだ気でいた。しかし,実習に行ったことで自分の未熟さを,改めて感じたのである。
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