特集 看護学実習 教員・指導者・学生,三者の体験から
第1部 体験から学ぶ「看護学実習」をめざして
実習指導という体験
教員から師長への軌跡―人が人を指導する体験から得たもの
青戸 由理子
1
1医療法人川越同仁会病院
pp.946-950
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100160
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はじめに
看護を職業として25年になろうとしている。今日まで,臨床,教育,管理とさまざまな場で仕事をしてきた。なかでも,私の職業生活の礎になり,転機ともなったのが教育の場だった。
人が人を指導,教育するとはどのような体験なのだろうか。それが行われる場では何が起きているのだろうか。駆け出しの教員時代から振り返って,その意味を考えてみたい。
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