特集 住民とともにつくる「健康日本21」地方計画
【事例②】既存の「健康づくり市民会議」を活性化させた計画策定
藪内 ふく恵
1
,
岩田 洋子
2
1埼玉県埼葛北福祉保健総合センター計画推進(前桶川市健編祉部健康増進課)
2桶川市健康福祉部鯨増進課保健予防係
pp.334-341
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902999
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桶川市では平成11年度に既存の団体である「桶川市健康づくり市民会議」(以下,市民会議)において,初めて健康づくり計画を策定しました。
きっかけは,市民会議事務局である健康増進課が,昭和54年から設けられていた「市民会議」の活動の活性化を期待したことからです。20年来の市民会議は,当市が計画実施した保健事業を審議する場になっていました。しかし平成11年度の市民会議はこれまでとは異なり,市民代表である委員によって計画をつくり,その実現のために行動し実践していく場にしたいという当課の提案が委員たちに受け入れられ,回を重ねていくにつれ,委員たちがリードする活気溢れる市民会議に変化を遂げました。
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