特集 老人保健法20周年—新たな展開を目指して
「いきいき鶴岡健康プラン」策定を通しての小児期からの計画づくり
佐藤 初子
1
1山形県鶴岡市健康福祉部健康課
pp.559-561
発行日 2002年8月15日
Published Date 2002/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902781
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はじめに
山形県鶴岡市では,「高齢者保健福祉計画」を具体化した「実施計画」を平成6年8月に作成した.高齢期も健康で充実した日々を送るためには,なによりも若い時からの健康づくりの実践が重要であるという考えのもと,母子保健を人生80年時代のスタートラインに位置づけ,小児期からの健康づくりの推進をめざしたものであった.
さらに平成9年3月には,生涯にわたる健康推進計画として「いきいき鶴岡健康プラン」(以下健康プラン)を策定した.策定からの5年間は,計画に基づいた各事業の評価と見直しを課内職員全体のものとするために課内研修会を継続して開催し,グループワークの手法も取り入れながら合意形成に向けて取り組んだ.
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