調査報告
育児グループが当事者および地域にもたらした効果
吉野 ひとみ
1
,
黒瀬 寛子
1
,
保坂 はるか
1
,
平林 節子
1
,
上田 眞輝子
1
,
西浦 裕子
1
,
佐藤 あつ子
1
,
大光 房枝
1
1松戸市民生局保健衛生部健康課
pp.301-307
発行日 1997年4月10日
Published Date 1997/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902863
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はじめに
少子化,核家族化,地域連帯感の希薄化などの社会環境は,子育て中の母子に大きな影響をもたらしている。
松戸市においても,出生率の低下は著しく,昭和47年の27.8をピークに年々減少し,平成5年には10.4となっている。松戸市の人口はここ数年横ばい状態で,平成6年10月1日現在,45万7169人で17万2808世帯,平均世帯員数は2.65人である。老齢人口は全体の8.3%で,平成2年国勢調査によると平均年齢は34.4歳と比較的若い世代が多い。
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