特別寄稿
患者家族滞在施設設立の経緯と課題・2
松谷 美和子
1
1東京大学大学院医学系研究科博士課程
pp.960-964
発行日 2000年11月1日
Published Date 2000/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903129
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(10月号より続く)
専門の高度な医療を提供できる病院に遠方から治療に来る患児とその家族にとって,宿泊場所探しや,宿泊費,交通費,二重の生活費などの経済的負担や,家庭を離れることによる精神的負担などの問題があり,患者家族滞在施設(以下,ハウス)の構想に結びついていった.前回は,米国におけるハウス設立の経緯と,わが国にも広がったハウス設立活動について述べた.今回はハウス設立・運営の課題などについて述べる.
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