特集 いま注目したい保健活動—市町村を中心に
いきいき倶楽部への取り組み—公民館・社協・保健所との連携について
二井川 明美
1
,
福田 さちえ
1
,
清水 繁昭
2
,
反田 邦子
3
,
細田 良子
4
,
田中 久江
5
1広島県大朝町役場
2広島県大朝町公民館
3広島県可部保健所
4現,広島県健康福祉センター
5現,広島県尾道保健所
pp.914-918
発行日 1992年10月10日
Published Date 1992/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902728
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はじめに
大朝町は広島県の北西部に位置し,北は島根県と中国山地を境に接している。中央を中国横断自動車道が縦貫し,山陰と山陽を結ぶ主要地点にもなっている。大朝町の人口は3800人余,老齢人口比率28%を越す県下でも高齢化の進んだ町である。
日々の保健婦活動を通じて感じたこと,それは地域に生きる高齢者の多くは社会的に孤独であり,地域の中でふれあいを求めていることに気づいた。
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