特別記事
自治体の保健婦による保健活動の実績
高階 恵美子
1
,
野村 陽子
1
,
中川 真実
1
1厚生労働省健康局総務課保健指導室
pp.1062-1068
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902545
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平成6年に改正された地域保健法は,生活者の視点を重視し生涯を通じて健康づくりをすすめる新たな地域保健体系を構築するものであった。それにより保健所は地方の公衆衛生を向上する専門的・技術的.広域的拠点として機能を強化することとなり,住民に身近で利用頻度の高い保健福祉サービスは市町村が一元的に提供することとなった。
しかし各自治体で地域保健体系がほぼ改編されたとされる現在,実際に都道府県保健所並びに市区町村における保健婦・士(以下,保健婦)の保健活動がどのように役割分化しているかは,まだ示されていない。
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