特集 保健婦活動「私のコツ」
うまい連携のコツ
学校保健と手を結ぶコツ
金子 道子
1
1東京都品川区保健センター保健サービス課
pp.940-943
発行日 2001年11月25日
Published Date 2001/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902525
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品川区保健所では,平成9年度から養護教諭を窓口に,都立高校2校でエイズ予防啓発事業を実施している1,2,3)。
いま全国どの地域においても,効率的な事業運営,事業評価が求められ,大規模な組織替えにより担当者が短期間で変わるという事態が見られる。そのなかで,ますます課題とされる思春期保健を充実させるために地域に広く根を張り,組織目標としての「普遍性」「継続性」「発展性」を持たせた事業展開が求められている。マンパワーや子算の獲得もなかなか難しく,また「エイズ子防啓発は,優先課題となりにくい」といわれるなかで,学校保健との連携を中心に据え,担当者としてどのように計画し,組織的な取り組みに発展させていったのかを振り返りながら,その経験から得られたコツを紹介する。
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