特集 在宅からみた地域連携とパス
病院と在宅を結ぶ看護連携を成功させるコツ
小野 久恵
1
1(有)あおい訪問看護ステーション
pp.1017-1021
発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100247
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なぜ「連携」が必要なのか
訪問看護制度の経緯を振り返ると,まず1992(平成4)年4月に老人医療受給者を対象として,老人訪問看護制度が始まりました。その後1994年10月に,健康保険においても訪問看護が実施されるようになりました。そして,2000年4月からは介護保険制度が始まりました。このような歴史の中で,病院と在宅をつなぐ「看護連携」は,常に私たち訪問看護師の議論の中心にありました。
そして,最近の医療・介護制度改正の議論における,終末期在宅療養における連携パス加算などの検討は,「看護連携」への関心をより高めるものとなっています。
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