特集 「地区組織への支援活動」の徹底理解をめざす
保健婦教育における地区組織への支援活動
山崎 京子
1,2
1茨城県立医療大学
2前神奈川県立衛生短期大学
pp.534-542
発行日 2001年7月10日
Published Date 2001/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902457
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年,大学課程における看護学科や看護大学の新設がすすめられ,また平成9年からは新カリキュラムによる教育が実施され統合カリキュラムによる教育が可能になるなど,保健婦教育の多様化が起きています。保健婦教育を実施している学校数は,平成12年4月には147校となり,その内訳は大学82,短期大学専攻科21,養成所44となっています。これらの多様な教育背景をもつ人材が,保健婦職能として十分にその機能を発揮して人々の健康生活に寄与するためには,それぞれが保健婦の機能に対する基本的な理解を深めていることが前提となります。
新カリキュラムでは「保健婦教育において修得すべき能力」として,基本的な考え方が次の4項目に絞って具体的に示されました。
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.