研究
在宅虚弱高齢者の震災体験と心理的影響—リソースの喪失とその影響
川畑 摩紀枝
1
,
土肥 加津子
1
,
瀬藤 乃理子
1
,
清水 美生
2
,
矢田 眞美子
3
,
松田 宣子
3
,
津田 紀子
3
,
宮脇 郁子
3
,
中西 泰弘
3
,
石川 雄一
3
,
村木 敏明
3
,
長尾 徹
3
,
米田 稔彦
3
,
矢本 美子
4
,
野﨑 香野
5
1元神戸大学医学部保健学科
2兵庫県立成人病センター
3神戸大学医学部保健学科
4三重大学医学部看護学科
5日本看護協会神戸研修センター
pp.464-470
発行日 2001年6月10日
Published Date 2001/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902446
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要旨
本研究の目的は在宅虚弱高齢者への震災の影響を心理的側面から明らかにするために,その体験を「リソース」の喪失の程度で評価し,その後の心理状態にどのように影響しているのかを明らかにすることである。
対象は神戸市内でホームヘルパーを利用していた高齢者118名(男30名,女88名),測定用具は「リソース喪失評価尺度」と「心理的問題項目」を用いた。調査の時期は震災から6か月後の平成7年7月から8月である。
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