特集 保健婦の教育を考える—基礎教育と現場をつなぐ
富山県における保健婦研修体制
吉田 智子
1
1富山県厚生部医務課
pp.393-397
発行日 1999年5月10日
Published Date 1999/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901977
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はじめに
看護職員のとっての継続教育とは,看護の専門性を極め,自立した専門職として個人並びに組織が成長・成熟していくための行われるものであり,継続教育には,卒後教育と現任教育が含まれる。卒後教育としては,大学院における教育や,国立公衆衛生院,厚生省看護研修研究センターなどのおける教育があり,現任教育は,職場内教育(OJT-on the job training)と職場外教育(OFF JT-off the job training)の大きく分類できる1)。
今回,これらの定義を踏まえて,県内の看護職員研修を企画・実施・評価する立場から,本県における保健婦(主の行政組織の所属する保健婦)の研修体制について紹介する。
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