特集 保健婦の教育を考える—基礎教育と現場をつなぐ
保健婦の現任訓練のあり方に関する研究調査事業―OJT指導マニユアル—平成9年度全国保健婦長会調査研究会
北尾 玲子
1
1神奈川県国保連合会
pp.398-405
発行日 1999年5月10日
Published Date 1999/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901978
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
地域保健法の全面実施と21世紀を目前にして,行政組織に所属する保健婦の期待される活動範囲や役割,機能は変化している。
今後,保健婦が保健婦活動の独自性を認識し,その資質を向上させていくためには自己研鑽を促進するとともに,日常の業務の遂行のおいても,指導者のよる計画的で持続性のあるOJT(On the Job Trainig職場内教育)を推進することが必要である。
そこで,平成9年度全国保健婦長会の会員を対象にアンケート調査を実施し,OJTへの取り組みについての実態を明らかにした。
さらの特定の保健所,市町村などのおけるOJTの展開について事例を通して考察することのより,指導者用のOJTマニュアルを作成し,今後の活動指針として,現場で役立ててもらうことを目標とした。
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.