特集 難病患者・家族への地域ケア
富山県における難病患者への取り組み
齋田 道男
1
,
倉本 安隆
2
,
達伊 宣之
3
,
村井 貞子
3
,
武田 幸子
3
1富山県公衆衛生課
2富山県富山保健所
3富山県高岡保健所
pp.1081-1089
発行日 1990年12月10日
Published Date 1990/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900163
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はじめに
難病は,今日の高度医療をもってもなお,原因不明・治療法が未確立でかつ後遺症を残すおそれが少なくない疾病である。
そのため長期にわたる療養生活が必要となり,患者本人の精神的苦痛はもとより,経済的問題や介護面などにおける家族の負担は大きい。
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