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地域のさまざまな組織をつなげたい—住民同士の支援のあり方を考える勉強会 世田谷区砧保健所烏山保健相談所
石井 義治
pp.253-256
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901339
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世田谷区砧保健所烏山保健相談所では,1995年12月から月1回のペースで4回にわたり,「みんなで考えるこれからの高齢者支援のあり方」をテーマに住民が話し合う勉強会を開催した。この会は,1995年11月に烏山区民センターを会場に東京都看護協会南部地区支部が主催したフォーラム「まちのみんなで考えるこれからの高齢者支援のあり方」に集った聴衆に参加を呼びかけてできたものである。第1,2回目の話し合いは「まちの夢」「こんなまちにしたい」というテーマで行われている。開催場所はフォーラムと同じ,干歳烏山駅そばの烏山区民センター集会室。2月9日に行われた第3同には,虚弱高齢者や障害者,生涯学習・健康増進の会などの会員,ボランティアグループ,自治会役員,民生委員,保健協力員など,住民28人が参加した。この日のねらいは,参加者が所属グループを紹介し,高齢者の生活支援のあり方を話し合い,地域の特徴を理解し,自分たちでできることを明らかにすること。
進行は,参加者が所属する組織や活動内容を紹介するとともに,模造紙の地図に活動場所の印を付けた後,虚弱高齢者・障害者で構成されるグループやボランティアで構成されるグループという具合に,同じ系統の人で構成されたグループに分かれて,保健婦のリードのドに話し合いが行われた。
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