特集 大規模災害対策における保健婦の役割
[救援に入った保健婦の声]
芦屋市保健センターでの支援活動
金城 絹子
1
1沖縄県コザ保健所
pp.724-725
発行日 1995年9月10日
Published Date 1995/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901214
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震災後1か月たった2月19日から2月26日までの8日間,兵庫県芦屋市保健センターで保健婦活動のお手伝いをすることができた。
1月17日午後5時46分に兵庫県北淡町を震源とする大地震による災害の様子は,テレビを通してリアルタイムに報道され,増え続ける犠牲者やビル倒壊の様子,燃えていく町並を見ていると胸が痛くなっていった。また,全国各地から,個人・団体のボランティアによる支援活動が始まっているのを知ると,私自身,矢も楯もたまらず,少しでも現地でお手伝いをすることができればと考え今回の活動に参加した。
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