特集 大規模災害対策における保健婦の役割
[救援に入った保健婦の声]
保健婦活動の原点にたって
三笠 美恵子
1
,
杉田 美帆
2
,
押川 成代
3
,
児玉 千加子
4
1宮崎県小林保健所
2宮崎県延岡保健所
3宮崎県宮崎保健所
4宮崎県高鍋保健所
pp.722-723
発行日 1995年9月10日
Published Date 1995/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901213
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宮崎県の保健医療スタッフの派遣は,1月27日の第1班の出発から始まった(この後,1週間毎の交替による派遣は3月末まで続く)。
チーム編成は,医師1名,看護婦2名,保健婦1名,運転士1名,連絡調整員1名で,診療室開設に必要な器材や医薬品などの他,寝袋や保存食などスタッフが生活するのに必要な物資をトラックに積み込み,カーフェリーでの入港だった。派遣先は,神戸市須磨区の鷹取中学校で,大火災のあった長田区鷹取商店街方面からの避難所の医療活動を引き継ぐかたちで支援に入っていった。
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