新しい保健・福祉施設
掛川市徳育保健センター
伊東 義森
1
1掛川市徳育保健センター
pp.894-895
発行日 1994年12月15日
Published Date 1994/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901171
- 有料閲覧
- 文献概要
掛川市は,静岡県の西部に位置し,地形は南に小笠台地,北に赤石山系の尾根が南下し,暖かい気候と自然に恵まれた地方都市である.歴史は古く,平安時代より東遠地方の要地として街道の宿駅(東海道53次中26・27番目の宿場町)として繁盛し,さらに室町時代から廃藩置県までのおよそ500年間は,城下町として政治・経済・産業・文化の中心であった.明治22年,町村制発布により掛川町が誕生,以降周辺16村の合併を重ね,昭和29年3月市制施行し,現状の掛川市が整い将来への展望の基礎を固めた.昭和54年には,市制25周年を迎え,全国にさきがけて生涯学習都市宣言を行い,7万人市民一人ひとりの充実した生きがいと郷土の愛着と誇りを持てる都市づくりをスタートさせた.平成2年には,生涯学習10カ年計画パートⅡ「地球・美感・徳育」都市宣言を行い,生涯学習運動の一層の発展深化を図っている.
掛川市といえば「茶」といわれるほどで,その生産量も市町村単位では日本一を誇り,伝統産業の葛布製品も全国に出荷されている.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.