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小児成人病予防のためのジュニアフィットネス教室—学校保健と連携した地域保健活動 徳島県小松島保健所
石井 義治
pp.337-340
発行日 1995年5月10日
Published Date 1995/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901137
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JR徳島駅から牟岐線に乗り換えて20分,ここ小松島保健所では管内小学校および地域総合病院と一体となって,成人病予防のための学童肥満教室(ジュニアフィットネス教室,以下,教室)を実施して2年目になる。
平成4年8月,保健所運営協議会の席で小学校校長から「学校で肥満傾向にある児童が目立っており.保護者に対して小児肥満について指導の機会が少なく,学校だけでは問題解決が難しい」という意見が出され,児童の肥満列予防の必要性が話題になった。小松島保健所では児童の健康を考える上で,学校関係者らと情報交換と学校現場の問題を共有する必要を感じ,学童期・思春期地域保健研究会(小松島市小学校養護部会担当校長,管内小学校・中学校養護教諭,学校保健医,臨床心理士,運動指導者,栄養士,保健所長,保健所保健婦)を組織し,小児成人病予防と思春期保健に取り組んでいる。
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