調査報告
未熟児の発育発達追跡調査—4〜8歳児における検討
伊藤 美奈子
1
,
近成 久美子
1,2
,
大森 聖子
1
,
松本 真愛
1,3
,
稲垣 香
1,4
,
松岡 里美
1,5
,
田中 郁子
1,5
,
奥山 恵子
1
,
安藤 良子
1,4
,
伊佐地 真知子
1,2
1三重県津保健所
2現在三重県鈴鹿保健所
3現在三重県松阪保健所
4現在三重県保健予防課
5現在三重県四日市保健所
pp.654-657
発行日 1991年8月10日
Published Date 1991/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900292
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はじめに
近年,周産期医療の進歩に伴い,未熟児の死亡率は著しく減少した。特に,極小未熟児,超未熟児の生存率が増えるに従い,不安を持つ両親も増えることが予想され,保健婦に課せられる課題も少なくない。そこで当保健所では,管内における未熟児の実態を知るため,親の心配事を中心に長期に亘る発育発達状況調査を行ない,今後の保健指導に役立てるとともに,保健婦の役割について検討したので報告する。
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