連載 ホワイエだより・4
行事とお年寄り
飯田 公子
1
1稲毛ホワイエ
pp.566-567
発行日 1991年7月10日
Published Date 1991/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900274
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行事を通して生活にメリハリを
稲毛ホワイエは4年目に入り年間行事も恒例化してきた。開設当初は,運営委員会でプログラム委員が中心になり企画,検討される仕組みだった煤最近ではホワイエ最大のイベントである春秋のバスハイクのみが検討され,四季折々の行事(ひな祭り,七夕,クリスマス会)や誕生祝い会は,その日に近い開所日に行なう型になってきた。それも,その日,華々しく何かをするというよりも,数日前から皆で準備を進める過程を大切にしている。
薄れゆく記憶の糸をたぐりながら出来上った工作物,口の重くなったお年寄りが自然に話しに興じられる昔語り,1日のほんの数時間ながらお年寄りに主役がある事を,ボランティアはとてもうれしく思っている。
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