研究
1人暮らし老人の心の健康と生活状況との関連について
荒木 紀代子
1
,
藤丸 知子
2
,
宮本 秀美
3
,
宮中 文子
4
,
吉田 加代子
5
,
景平 圭子
6
,
古賀 八千代
7
,
西村 いづみ
8
,
安住 矩子
9
,
金子 仁子
9
,
宮里 和子
9
,
西田 茂樹
10
,
佐藤 龍三郎
10
,
勝野 真人
10
,
兵井 伸行
10
,
志和池 みちよ
11
,
大曽根 やよき
11
1熊本県立公衆衛生看護学院
2福岡県山門保健所
3東京都東村山保健所
4京都府立医科大学附属看護専門学校
5大阪市平野保健所
6福井県立看護短期大学
7聖母女子短期大学
8東京都八王子保健所
9国立公衆衛生院公衆衛生看護学部
10国立公衆衛生院保健人口学部
11品川区品川保健所大井保健相談所
pp.140-148
発行日 1990年2月10日
Published Date 1990/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900024
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はじめに
わが国の高齢人口の急増化は,老人をとりまく種々の問題をひきおこしているが,その1つに“老人の1人暮らし”の問題がある。
昭和62年度の「国民生活基礎調査」によると,65歳以上の者1,303万人のうち,夫婦のみの世帯が23.3%,1人暮らしの者が9.9%という割合で,その数ならびに65歳以上の老人のなかで占める1人暮らしの割合は年々増加の傾向にあると報告されている。
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