研究
胃がん検診受診を促すパーソナルなはたらきかけの効果
金子 仁子
1
,
小山 久子
2
,
母里 啓子
3
,
小川 三重
4
,
岡田 実
4
,
平山 朝子
4
1国立公衆衛生院公衆衛生看護学部
2千葉県印旛村保健センター
3国立公衆衛生院疫学部
4千葉大学看護学部地域看護学護座
pp.149-155
発行日 1990年2月10日
Published Date 1990/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900025
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I.研究目的
受診者拡大の働きかけには,初回受診を促すものと,前年度までに受診経験がある人の継続を促すものが含まれる。いずれの場合のも,広報紙・回覧・文書による通知などインパーソナルな手法と,保健推進員による声かけや保健婦自身による働きかけなどのパーソナルな方法を用いる。
受診者拡大にはインパーソナルな方法では限界があるため,パーソナルな方法の重要性1)が指摘されている。しかし,地域での保健婦の働きかけにおいては,いずれの手法についても,その効果を検討した研究は乏しい。
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