特集 地域の看護ニーズに対応できる継続教育(1)
卒後教育を中心に
国立公衆衛生院での教育—新制度の確立と定着—昭和55年度以降を中心として—
宮里 和子
1
1国立公衆衛生院
pp.116-125
発行日 1989年2月10日
Published Date 1989/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207692
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はじめに
国立公衆衛生院における保健婦の卒後教育について紹介するようにとのご依頼であったが,本誌の特集「保健婦と継続学習—国立公衆衛生院の教育活動にみる—」(vol 34 no. 2,1978年)で既に紹介されているので,今回は昭和55年度以降の本院の教育について述べることにする。
昨年は丁度,国立公衆衛生院の創立50周年に当たり,記念の式典とシンポジウムが開催された。また,「五十周年記念誌」「公衆衛生院ニュース—創立50周年記念特集号—」などが発刊された。さらに,同年5月5日は衛生看護学部も創設40周年を迎えたため,これを記念して「衛生看護学部40年のあゆみ」もまとめられた。
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