特別寄稿
国立公衆衛生院の教育実施状況とこれからの問題—とくに保健婦の短期コースについて
野沢 園子
1
,
平山 朝子
1
,
宮里 和子
1
1国立公衆衛生院衛生看護学部
pp.67-76
発行日 1969年9月10日
Published Date 1969/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204505
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はじめに
当院では,昭和15年に保健婦教育として,保健指導学科が設けられて以来,戦時中は一時中断されましたが,その後ずっと保健婦の教育が行なわれています。
すなわち,昭和15年から18年までは,保健婦の資格を与えるための教育として行なわれ,これによって教育されたものは105名でした。昭和21年からは,すでに保健婦として就労しているもののうち,指導的立場にあるものの再教育として,昭和43年12月末までに,1,672名の修了者をおくっています。これらの都道府県・政令市別状況は,表1のとおりです。
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