特集 生涯教育
関係機関の現状と展望
国立公衆衛生院
長田 泰公
1
1国立公衆衛生院生理衛生学部
pp.695-697
発行日 1977年10月15日
Published Date 1977/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205488
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現 状■
国立公衆衛生院は来年,創立40周年を迎える.当初から公衆衛生の卒後教育と調査研究の機関として発足した本院は,第2次世界大戦中に一時中断があったものの,多職種の技術者の教育訓練を続けてきた.表1は大戦後の数字であるが,昭和19年の一時中断までに,半年ないし1年の教育期間をもつ5学科(医学,薬学,獣医,栄養本科および高等科,看護のち改め保健指導)があり,875人の卒業者を出していたから,これを加えると現在までに1万9千人を越える修業者を出していることになる.
本院の教育課程は現在,表1の通りであるが,その構成と内容とは時代の要請と科学技術の進歩に伴って,幾多の変遷をくりかえしてきた.
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