研究 痴呆性老人に対する地域ケア実践と評価
第3報 痴呆性老人デイケアの展開と活動評価
柴 静枝
1
,
石川 正子
1
,
橋本 怜子
1
,
桜井 裕子
1
,
柴原 君江
2
,
岩村 わか子
3
,
福島 道子
4
,
島内 節
5
,
川崎市麻生保健所衛生看護係
1川崎市麻生保健所
2川崎市中原保健所
3川崎市多摩保健所
4日本赤十字看護大学
5国立公衆衛生院
pp.499-510
発行日 1988年6月10日
Published Date 1988/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207554
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はじめに
第1報で痴呆性老人をかかえる家族等の介護力とそれに影響する条件を,第2報で痴呆性老人をかかえる家族の介護上のニーズと保健所の支援評価を報告した。今号ではそれらに続いて,保健所が実施している痴呆性老人デイケアの評価を報告する。
川崎市麻生保健所では,昭和61年4月より痴呆性老人デイケアを実施している。保健所の機能を生かし開設する意義として,以下のことが考えられる。
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