訪問—結核
結核に対する効果的な訪問回数と間隔の検討—人間関係を中心にして
福留 スミ子
1
1神奈川県藤沢保健所
pp.170-175
発行日 1988年2月10日
Published Date 1988/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207491
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1.はじめに
家庭訪問は保健婦が保健指導を行う場を家庭にとった時の働きかけである。家庭は訪問対象者および家族が生活している場所であり患者および家族に即した具体的援助ができやすい。
しかし,家庭訪問の効果については,対象,間隔,回数,その他種々の要素が関与しているので,その評価がたいへん難しい。いままでに検討された訪問基準には疾病中心のものが多く,人間関係を重視したものは少ないように思われる。
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