研究報告
地域リハビリテーションの発展要件―川崎市多摩保健所における「健康回復教室」活動の展開をとおして―2報■保健婦のとりくみ過程の分析
長弘 千恵
1
,
深江 久代
2
,
福本 恵
3
,
佐野 史和
4
,
趙 留香
5
,
坪 捷江
6
,
福永 春美
7
,
石川 ヨシ子
8
,
島内 節
9
,
八代 悠紀子
9
,
日野 秀逸
10
1福岡県岡垣町役場
2静岡県立厚生保育専門学校
3京都府立保健婦専門学校
4岐阜県関保健所
5韓国人口保健研究院
6青森県立青森高等看護学院
7熊本県中央保健所
8沖縄県精神衛生センター
9国立公衆衛生院衛生看護学部
10国立公衆衛生院衛生行政学部
pp.774-785
発行日 1987年9月10日
Published Date 1987/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207380
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
高齢化社会の進行に伴い,障害を持ちながら地域で生活する人々が増加してきており,地域リハビリテーションの必要性は高まる一方である。また,これらの需要に対応して地域において種々の試みが展開されている。
川崎市多摩保健所では,患者および家族が相互に,あるいは地域社会の人々と触れ合う場として,昭和57年10月より「健康回復教室」を開始し,ボランティアをはじめとする地域住民も参加できる楽しいリハビリテーションとして,地域へ広がりつつある。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.