特集 保健医療制度の再編と保健婦活動の課題
第19回自治体に働く保健婦のつどい集録
特別報告
国鉄収容所からの告発—民主主義の危機 人活センター
原田 義徳
1
1国鉄労働組合東京運転区人材活用センター連絡会
pp.514-515
発行日 1987年7月10日
Published Date 1987/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207345
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今,国鉄職員の約18,000人が"人活センター"(人材活用センター)へ行っています。この人活センターのひどい実態を告発しようじゃないかと,全国的な人活センターの連絡会を作りました。そしてとりあえず,職場の実態を写真で訴えようということで「国鉄収容所からの告発」という写真集をつくりました。
この写真集を見れば,人活センターの内容が大体わかると思いますが,まだまだ国民の中には分割民営化について,賛成といいますか,よくわからないけれど仕方がないじゃないかという議論があります。しかし,国鉄の本当の問題は何なのか,国鉄を守る立場で訴えていく中で,国鉄を守る国民会議ができ,1,300を超える組織が参加しています。そして,公共の輸送をどうするかについて皆さんと共に頑張っています。
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