特集 高齢化社会と在宅ケア
住民の生活実態の読みとりと保健婦活動
日本看護協会神奈川県支部昭和61年度保健婦職能集会より
保健婦職能集会に参加して
答は実践の中で考えたい
足原 美世子
1
1厚木保健所海老名支所
pp.913
発行日 1986年11月10日
Published Date 1986/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207235
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梅雨の晴れ間の一日,「最近の保健情勢と保健婦活動—訪問看護の実践から」のパネルディスカッションを中心とした集会に参加しました。最初は漠然とした感じを抱いていたのですが,実際は現場の今の問題が出され興味を引きました。
午前は5人のシンポジストの事例を通しての発表がありました。ケース処遇検討委員会のあり方,家庭訪問と集団指導の場や福祉の活用について,横須賀市の在宅療養者訪問看護事業について,また機能訓練会の対象把握や横浜市ねたきり患者初回訪問の10年間の変化,と濃い内容のものばかりでした。一つ一つの発表内容がたとえ対象が違っても自分たちの事例を通して考えなければならないと思いました。
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