研究
地域看護教育方法に関する研究(2)—公衆衛生看護における学校保健実習の効果
平山 朝子
1
,
山岸 春江
1
,
岡田 茂子
1
,
北山 三津子
1
,
岡田 実
1
1千葉大学看護学部地域看護学講座
pp.706-712
発行日 1986年8月10日
Published Date 1986/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207200
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I.はじめに
公衆衛生看護の基本的な考え方を伝えるためには,活動の実際面を素材にし,生活集団を対象としてその集団に属するすべての人に対し,保健婦が責任を果たす方法を,具体的に理解させる必要がある。このことは,生活集団としての生活の営みに即した健康生活の援助方法を理解させることであり,より予防的な活動を看護の立場からどのように展開するかを実際面で伝えることでもある。
公衆衛生看護教育における実習としては,地域社会のみではなく,学校や職場などの生活集団を対象とした学習の機会が必要である。
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