研究
看護学生の公衆衛生教育の実情とその問題点—その1=公衆衛生概論・公衆衛生看護概論・保健所実習について
平山 朝子
1
,
小野 里美
1
,
河西 弘子
1
,
林 益代
1
,
小池 明子
1
1国立公衆衛生院衛生看護学部
pp.36-40
発行日 1964年10月1日
Published Date 1964/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905365
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いわゆる臨床の看護と公衆衛生看護,医療と公衆衛生などについて,その領域や相互の関係を明らかにすることはかなりの難題である。
最近の公衆衛生の発展によって従来のせまい意味の予防医学的な考え方から,さらに進んで予防と治療を含めた保健サービス(Health Care)の基本的な考え方に基づいて,そのあり方が検討されている。最も患者や住民に濃厚に接しながら仕事をしている看護の領域においては,予防と治療との一貫性は具体的なサービスの中に不可欠の要素となっている。
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