特集 保健所と市との連携を作り上げる
ねたきり老人を地域で支える活動を通して(洲本市)
8.保健婦の活動を支える体制
2)谷洲本市長へのインタビュー―市と保健所はいつまでも共同で—洲本市の保健婦が聞く
pp.138-139
発行日 1986年2月10日
Published Date 1986/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207123
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我が国は現在,人口が高齢化し,人生80年時代を迎えようとしている。本市も,地理的,経済的な面から,高齢者の占める割合が比較的に高い。そこで鋭意この事態に対応する保健業務を実施している。特に昨今,大きく取り上げられている"ねたきり老人対策"については,本特集で詳述してある通りである。今回,活動の第一線で働く保健婦と市長とが膝を交じえて語ろうということになった。市長は語り合いに先だち,ねたきり老人の実態を夏に深く感得しておきたいと,自らAさん宅,Sさん宅をたずね,"ねたきり老人家庭の訪問"を実践した。
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