特集 保健所と市との連携を作り上げる
ねたきり老人を地域で支える活動を通して(洲本市)
6.私と仕事と洲本保健所
中野 恵子
,
山口 智洋子
pp.119-124
発行日 1986年2月10日
Published Date 1986/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207120
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1)自らを確立するまでの職場の支えがほしい
(1)焦っていた私
保健婦になって今年で6年目を迎えます。洲本保健所へ転勤になって3年です。以前いた保健所では,人口1万人ばかりの町を1人で担当し,1人いた町の保健婦との業務分担でした。決められたことを,言われるがままに仕事をしていたようで,これでいいのかなあ,保健婦って何だろう,私は一体何をしたらいいのだろうかという思いで一杯でした。先輩の保健婦達は,何だかんだと言いながらもマイペースで,それぞれスムーズに働いているのを見て,私は立派だなと感心しながらも焦っていました。
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