グラフ 組織づくりシリーズ・45
先輩に学ぶ5・住民の立場に立つ保健婦とは—被差別の実態への怒りをエネルギーに
松下 拡
1
,
菊地 頌子
2
1松川町教育委員会
2城東保健所
pp.233-240
発行日 1985年4月10日
Published Date 1985/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206972
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乾さんの実践の基盤は その地区や住民の生活実態をまず具体的にとらえ そして疾病と生活条件(生活全体)との関連を把握することであり 地域の底を明らかにし 底あげをはかることにある ということを前回紹介した.今回は昭和42年7月から50年3月末までに同和地区において どのようにして どのような実態を明らかにして 住民の活動を支えたのか ―― もう一度保健婦としての乾さんの実践報告に基づいてその基軸を追ってみることにする.そしてそこにある基本的な保健婦としての姿に注目したい.
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