特集 生活の実態をつかむ
住民の「生活実態をつかむ」とは—保健婦と住民はどう変わったか—組織活動研究第1回淡路島集会より
植野 和子
1
,
原 はる子
2
,
桑原 弘子
3
,
大西 英子
4
1津名保健所
2洲本市役所
3川西市保健センター
4赤穂保健所
pp.365-377
発行日 1987年5月10日
Published Date 1987/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207319
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1.はじめに
淡路島には1市10町があり,3つの保健所がある。ここで昭和55年,国立公衆衛生院の久常先生との出会いから,保健婦の自主的な学習会の取り組みを続けてきた。
それは,私たちが本音で話すなかで,問題が明らかにされ,自分で気づいていく学習会であり,従来の一方的な研修との違いを感じ,自分たちが受けとめられた体験をしてきた。
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