連載 ラウンドテーブル
住民のニードを求めて—保健所保健婦の立場から
藤野 育子
1
1山口県宇部保健所
pp.572-573
発行日 1978年8月10日
Published Date 1978/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206024
- 有料閲覧
- 文献概要
長い間R5型保健所に勤務し,この4月UR型保健所勤務となり,その活動の違いにとまどいを感じながらも,この地域に対応した保健婦活動の姿を模索している私ですが,去年11月号の山崎さんの問題提起に対して,自分の考えを整理する意味でペンを執っております。
より立地的にも住民サイド近くになり,住民の要求が表面化してきた東京都の保健相談所の活動の方向が,公衆衛生活動としての視点から,どの方向でどの程度なされるのか,という山崎さんの提起に対して,今年4月号で水野さんが述べられているように,その地域特性を考えたうえでの保健相談所であってほしいと思います。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.