グラフ 組織づくりシリーズ・40
研究会のもちかた3・住民の学習に生かそう自らの体験—石巻看護研究会の課題
関谷 敏子
1
,
松下 拡
2
,
菊地 頌子
3
1石巻市役所保健衛生課
2松川町教育委員会
3城東保健所
pp.805-812
発行日 1984年10月10日
Published Date 1984/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206898
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石巻看護研究会は昭和44年から始められており重い歴史をもった自主組織研究会である.この会は群馬の保健婦有志・群馬大学精神科医との交流から刺戟をうけて生まれたものである.具体的には 精神衛生 アルコール症子供のむし歯 公害 洗剤 保健所問題 看護制度 抄読会など症状別課題の研究 事例検討から衛生行政に関することまで 幅広くとり上げ保健婦の役割の追求と力量を身につけようとしている.そしてこれらの問題を国や県の動きと関連させて研究しようとする姿勢が保たれている.このような研究会の歩みは 多くの保健婦の活動のよりどころとなってきているといえよう.
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