特集 派遣保健婦の足跡をたどる
町村における評価をたずねると
《派遣保健婦の想い出》
住民の立場で見,考えることを学ぶ
内藤 澄江
1
1湯河原町役場衛生課
pp.738-739
発行日 1984年9月10日
Published Date 1984/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206883
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こわもての課長補佐かと思ったら
平沢保健婦のことを知ったのは,確か昭和53年5月ごろだったと思います。我子が小田原保健所の育成相談に通っており,経過観察中だったため,訪問して下さった保健婦が彼女でした。私は毎日勤務していますので,その時の様子は母から聞いていただけですが,やさしい人だなと思っていました。
翌年3月中ごろ,庁舎内に派遣保健婦制度の噂が流れました。町に保健婦が新採用され,これに伴い県から保健婦が派遣され,町の衛生行政に携わるとのことでした。そして待遇(身分)も課長補佐とのこと,まさか4月から一緒に仕事をするようになるとは夢にも思っていませんでしたので,興味深く聞いていました。
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