グラフ 組織づくりシリーズ・36
実践事例20・くらしを見つめ住民と歩んだ40年—東村療友会(結核患者会)の活動を支えて
西本 多美江
,
松下 拡
1
,
菊地 頌子
2
1松川町教育委員会
2城東保健所
pp.321-328
発行日 1984年5月10日
Published Date 1984/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206825
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二回にわたって紹介する二つの実践はいずれも「健康阻害がその人の生き方を変えてしまう」というきびしい現実から出発している.したがって健康問題への取り組みは くらしを考えることを抜きにしては成り立たないことを示している.そしてその活動を支える保健婦には人々のくらしを的確に把握する力が求められ その人をとりまく状況や社会の仕組みをみる力と 医学的な力量とが結びついて発揮されることが求められるものである ということを示している.第1回目は 結核患者会である療友会と保健婦のかかわりを見つめてみる.
東村は国定忠治ゆかりの地でもある.写真下は資料館に保存されている等身大の木彫りの国定忠治の像.
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