特集 保健活動見直しの実践的試み
地域難病ケア活動を対象として—東京・多摩地区の保健婦による研究成果の報告
座談会
総合的に活動をとらえ直す 見直し分析法の学習活動を通して
大庭 和子
1,2
,
小島 三保子
1,3
,
斉藤 婦佐子
1,4
,
滝島 玲子
4,5
,
政岡 君子
5,6
,
衛藤 幹子
5,7
1多摩保健活動研究会
2田無保健所
3小金井保健所国分寺保健相談所
4PHC研究会
5東村山保健所
6立川保健所
7伊藤病院
pp.766-779
発行日 1982年9月10日
Published Date 1982/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206571
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勉強会への参加の動機
斉藤 昨年の7月,東京・多摩地区の保健所に勤務する保健婦の有志が17人集まり,月に2回ほどの勉強会を,土曜日の午後や夜にやってまいりました。《保健婦活動の見直しの視点》ということで丸地先生から御講義いただいた後に,ねらいを決め,分析の地域を決めて,3グループに分かれて作業を行ってきました。各グループには丸地先生を初めPHC研究会の方々に参加していただきました。プロセスは情報の収集,分析,レポート作成という段階を追ってやってきたわけです。
今日は各グループから代表者に集まっていただき,グループでの苦労話とか,学習になったこと,それから業務にどう生かされていっているか,ということをみんなで自由に話し合い,確かめ合っていきたいと思います。
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