調査報告
都市型核家族の初妊婦の日常生活の実態—妊娠前後の生活時間の変化について
宇野 一恵
1
,
荻野 令子
2
,
小泉 公子
3
,
並 房子
4
,
山田 鈴代
5
,
渡辺 美佐子
6
,
伴 一枝
7
,
津村 寿子
8
1鳥取県米子保健所
2鳥取県八頭郡智頭町役場
3大阪府豊能郡豊能町役場
4大阪西淀病院
5三井銀行
6日本電信電話公社
7大阪府池田保健所
8大阪府立公衆衛生専門学校保健科
pp.214-221
発行日 1981年3月10日
Published Date 1981/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206356
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I.はじめに
近年,大阪府近郊においては,人口が急増し,ドーナツ化現象を呈している。特に家族制度の崩壊により核家族が増えてきている。これらの地域においては,住宅事情(アパート・文化住宅・団地等),生活機器によるオートメーション化等により,都市特有の生活環境,日常生活が営まれている。従って妊婦の生活事情もおのずと変化してきたといえる。そこで我々は,都市型核家族の初妊婦の日常生活の実態を把握するために,妊娠前後の生活時間の変化について調査した。例数は少ないがその結果について報告する。
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