特集 いきいきとした保健所実習を求めて
マン-ツー-マンからグループ方式への転換—大阪府における一つの試み
津村 寿子
1
,
速水 敏子
2
,
三宅 智恵子
3
1大阪府立公衆衛生専門学校
2大阪府門真保健所
3大阪府立公衆衛生専門学校
pp.1002-1012
発行日 1980年12月10日
Published Date 1980/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206321
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1.はじめに
地域住民の健康を守り,住民にとって役に立つ保健婦を教育するためには,知識のみならずその知識を活用して実践できるような教育をしなけれぼならない。ここに保健婦教育の実習の重要性があると考える。
保健婦教育課程学習指導要領によると,実習のねらいは,現在の保健医療制度のなかで住民の健康はどのように守られているか,又住民の健康に影響する諸要因は何かを理解させることによって,地域保健活動のなかで看護の立場で問題点の把握から問題解決の方法を学ばせ,看護の役割を理解させることである。
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